SSブログ

劇団からっかぜの芝居つくりで思うことⅧ [劇団からっかぜ]

「ア・イ・ウ・エ・オ」 母音で遊ぶ

前歯で指を一本軽くかんで、口と唇を動かないようにして
「ア・イ・ウ・エ・オ」 声を出してみる。
舌の位置がどうなっていますか?
「ア」は、下にある。「イ」上顎についている?「ウ」奥に引っ込めている?
「エ」は、イとアの中間?「オ」奥の下? 口の中が一番広がっている?

指をかんで、いないときのように「ア・イ・ウ・エ・オ」が聞こえますか?

首に指を触れて音を出すと振動を感じる? 私はかんじにくいです。
振動の発信地は声帯だと言われています。
声帯の前側は甲状軟骨にくっついていて、声帯の後ろ側は披裂軟骨という骨についている?
外からは喉仏(は甲状軟骨という骨のでっぱりの部分)のところですか?
声帯のついている筒、喉頭(こうとう)は、咽頭と気管の狭間で、舌骨より下にあり気管より上にある、頸部中央に一つ存在する共鳴する筒だと思います? 自分で調べて確認してください。
喉頭.jpg

母音は、この喉頭の共鳴と口の共鳴で決まると思います?
口の中の舌の位置で母音「ア・イ・ウ・エ・オ」がきまる思います。
母音の3角形.jpg
図は、「OKI研究開発からー声と音の技術」から抜粋

唇側の母音「ア・エ・イ」を前舌母音、声帯側を後舌母音「ウ・オ」
これを使って遊ぶ。

働け(hatarake) 自分は働かない相手だけに、ビジョンのフイルム化(心に描いて)
「働け(hatarake) 」声に出してみる。

次に 心動く(kokorougoku) 相手にかけないで、自分の心に、ビジョンのフイルム化(心に描いて)
「心動く(kokorougoku)」声に出してみる。
 
唇側の前舌母音「ア・エ・イ」と、後舌母音「ウ・オ」のちがいをかんじましたか?



前へ 『劇団からっかぜの芝居つくりで思うこと Ⅶ』

次へ 『劇団からっかぜの芝居つくりで思うこと Ⅸ』


劇団からっかぜ
浜松市芸術祭演劇の65年史
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。