SSブログ

湖東高校文化祭 「黎明祭」演劇部「Alice ~The Missing Actor~」観てきました [劇団からっかぜ]

06月04日(土) 湖東高校文化祭 「黎明祭」で演劇部創作台本「Alice ~The Missing Actor~」を楽しんできました
不思議の国のアリスからの話です。
幕が開く前の冒頭がしゃれている、幕のひだが伸ばされフラットになる、おやと思うと、舞台奥から光の輪が映し出されその中に舞台上の事が影絵で映される。ウサギが殺傷される!女の子も襲われる。
幕が開くとメイドのいる裕福な家族の食事中。でお芝居が始まった。
不思議の国にキャロルがタイムスリップする、アリスと扱われ不思議の国の住民としてキャロルが自覚していく。
不思議の国の人達と溶け込み仲良しになるアリスの前に、不思議の国の時間を操る時計を奪ったチェシャ猫がアリスを奪おうと画策、アリスの婚約者白うさぎが加わってお話は急展開する。
観終わって、過ぎし時代(過去)の時間と不思議の国の世界と重なる。着実に3年になり演劇部から引退し卒業する。部活は過去の過ぎし時間となる。
不思議の国から抜け出れないチェシャ猫は消えてしまう。
不思議の国の仲間と別れたくないアリスは、不思議の国にとどまろうと1度は決意するが、
ドアー前の葛藤で不思議の国を自らの意志で卒業していく。
帰ってきて母のエリザベスに成長したねと言われて自覚するキャロルが光っていた。
今の自分の成長の甘さを感じた、自分は、過去から能動的に現在を切り開いているのだろうか。
チェシャ猫はアリスを自分の物にしたい要求が、何か鋭い物を感じた。
当然だが、愛は二人で築き上げる無形のもの、チェシャ猫の自分の所有欲だけで動く事柄にかなしみを感じた。
この世で生きていて所有欲に振り回される自分を重ねて見る。 お疲れ様でした。
湖東高校文化祭 「黎明祭」
湖東高校文化祭 「黎明祭」ゲート舞台客席
3年生を送る会
3年生を送る

午後は、 浜松西高校 「彩西祭」 本門楓彪作「レディーに嘘をつかない方がいい」
浜松西高校 「彩西祭」舞台からカーテンコール
舞台照明に囲まれて3年生を送る
照明に囲まれて

劇団からっかぜ
劇団からっかぜ徒然 浜松市芸術祭演劇の60年史 ふじのくに芸術祭演劇コンクール はままつ演劇・人形劇フェスティバル

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。