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劇団からっかぜの芝居つくりで思うこと15 [劇団からっかぜ]

第53回定期総会「博士の愛した数式」演出の反省から   布施 佑一郎

 布施演出は、何を目指して、何ができたのか。皆に提案した言動と文章から、
反省を試みます。
皆からのキャストの希望を優先した。そのため皆がキャストに付けるダブルを望んだ。
女と夫人と吉田さんのダブルで結果良かったと思っている。
布施演出の「小説と違う福山テキスト」の舞台化。※吉田の登場と生活に荒れている女
テキストの舞台化を、テキストに書かれている真実から組立てることを重視した。
今回稽古で初めて、「時間の芸術」を言葉として発した。
キーワード(テーマ)「博士の記憶80分」ストーリーが進むと最後には博士の記憶時間がなくなる。
時間が心にこびり付いていたからか?
深刻な時間に振り回される面白み。
自分には「時間の芸術」と「博士の記憶」が重なった。
○アンケートに時間に及ぶ記述してあった。客に伝わった。良かった。
テーマ:数学のロマン。(数学の魅力を客に感じてもらう、
アンケートからも多く出ていた。)
数学人生の博士、数学に振り回される女(こころの変化が息子への態度が変わる。)
「女の変化」。そして主題「家族の再生。」へ。
自分の落とし穴、台本に「書かれた事実」とそれから「洞察される事実」と分ける。
 数の世界をどう見ているか。台本の事実から構造として組み立てる。
登場人物の行動に実感があるか。常に実感を持って行動する。邪悪防止対策(劣化コピーにしない)。
相手の変化に自分が変わる。振り回される喜劇。「してみせる振り演技」では喜劇にならない。
○客が見ている舞台上で体験(見聞き)し、視点から視面/視野へと価値観が変わる醍醐味。
◎ドラマ=要求(目的行動・要望・願望)で行動、結果浮かび上がる阻むもの(葛藤)。
きつい言い方の女、きつくしかるのを見てやさしくない人だと決め付けない。

演出の自分に言い聞かせる。
○自分の観念だけで決め付けない。視野と考えを解きほぐし、視座(歴史と哲学)を持つ。
○表面の行動と内面の思考はカテゴリーが違う。自らが発見するサポート
○演出のロボットにしない。俳優自らの創造を助け・ナビゲートしたかった。
 再度、演出家は、自分に問いかける。「なぜここに登場したか?」と。
主題≒テーマ≒シンボル≒キーワード。演出は自分に問い続ける。
「コミニュケーション・だれも1人では生られない。だれもが誰かに支えられている。」

「自己催眠的、役になりきる」は、相手役が邪魔になる。
なりきるな!タバコ依存症になるな。

鬼ゴッコの世界。本気の鬼で遊びが成立する。鬼ゴッコに鬼の格好(形象)は要らない。
再度、相手の「言動」からの、直感を大切に、相手が変化したら変わる「反応」。

○素数がどういう順番で現れるか、誰も言うことは出来ない。ストーリーもしかり。
 「せりふをどう言うか」・「どのように演じようか」「感情をどう表わそうか」に、こだわるな、
心と体を自由に解放(開いて)して、舞台の上で相手役や周囲を本当に見たり、聞いたりできるかに集中し、後に「感情」が姿を現す。

 「俳優の仕事は最終的に周囲との共同作業である。どう演じるかではなく、相手役やその場の状況や環境をどう感じるか、が一番重要なのだ。」ということをいってたつもりですが。

 体や声の訓練も、自分の内を外にどう現わすかよりも、外から受けた刺激が体の内にどう現われていくかを目的とするナビゲートしたかった。言葉化が弱い私で申し訳ない・・・・・合掌。


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